2017年7月末のシグナル
2017年7月末のシグナルは下記のようになりました。★のアセットに対してリスク資産を半分ずつ投資します。
クラス | リタン順位 | シグナル | ★ |
---|---|---|---|
日本債 | 7 | 売 | |
先進債 | 5 | 買 | |
新興債 | 4 | 買 | |
日本株 | 2 | 買 | ★ |
先進株 | 3 | 買 | |
新興株 | 1 | 買 | ★ |
日本R | 8 | 売 | |
海外R | 6 | 買 |
2位と3位は僅差でした
僅差で日本株が勝利。6月末の投資対象アセットから変わらずでしたので、7月末はトレード不要でした。6月末に、先進株から日本株にスイッチしているため、戻らなくてホッとしています。レラティブストレングス投資においてはなるべく売買を行わない方が高効率なので、日本株クラスが持ちこたえてくれてよかったです。
仮に行ったり来たりしても、そこは無心でシグナルに従った取引を行います。このシグナルに従った取引をするということが非常に大切だと実感しています。値上りしてきたからそろそろ暴落するんじゃないかな?と思って売ると、逆に暴騰して後悔します。同じ後悔をするにも、自分のせいではなく、シグナルのせいにできるので、ある意味、精神的な負担が軽いです。精神的な負担が軽いということは長続きするということ。つまりより市場に長くとどまれるということだなと感じています。
レラティブストレングス投資の売買シグナル
詳しくはまとめ記事をご覧いただきたいのですが、レラティブストレングス投資において、売買シグナルは、12ヶ月移動平均と比較し現在の値が上なら【買】、下なら【売】となります。
上昇トレンドが終わり、ボックス相場になってから下落するという場合、ボックス相場中に移動平均が上昇します。その移動平均との比較になるため、下落が始まると適度なタイミングで【売】シグナルが点灯することになります。
このあたりの動きが、私がレラティブストレングス投資を気に入っているポイントです。バイアンドホールド戦略の場合、相場が下落を始めてもその下落をずっと眺めていないとならないため、やはり精神的にはよろしくないです。暴落する暴落すると巷で言われて久しいですが、いざ暴落が始まった際、どのようなシグナルになるのか、ある意味楽しみにしています。
と、数か月書いていますが、なかなか暴落が始まりません。始まる始まるといっているうちは、始まらないものなのでしょうね。