本記事では私の活用方法についてまとめました。NISA口座の特徴がおもいのほか複雑で、長文になってしまったため、記事を分けました。
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私の活用方法
NISA口座の特徴を踏まえて、”ではどうやって活用していくか”を私なりに検討してきました。悩みに悩んで、いろいろな方のブログも参考にさせていただきながらも、ようやく着地点を見つけることができました。
要点
- 投資枠(120万円/円)は使い切らず、NISA口座内でリバランスを行う
- 資産クラスの割合は課税口座(一般/特定)と同様にする
1. NISA口座内でのリバランス
リバランスとは評価が上昇しているアセットクラスの利益を確定し、その利益で安値となっている別のアセットクラスを購入する行為なのだと理解しています。つまり、高値で売って、安値で買うという運用者の誰もが理想とする形こそ、実はリバランスなのではないかと。
通常は、ノーセルリバランス(資金投入のみでリバランスを行う)が効率が良いとされていますが、ことNISA口座に関しては、下記2点の理由により、NISA口座内で、リバランスを行ったほうがリーズナブルだと考えました。
- NISA口座で保有している株式の譲渡益は非課税であること
- 5年後に損失が出ていた場合は泣きっ面に蜂(弱り目に祟り目とも。。)なので、確定できる利益は確定してしまったほうが良いのではないか
2. 資産クラスの分配
リバランスを行ったとしても、NISA口座内の総資産(全アセットクラス)が目減りしていた場合、結局泣きっ面に蜂状態になります。したがって、許容できる想定リスク内に収まるように、特定口座で運用するポートフォリオと同様の資産クラス配分で運用することにいたしました。
もちろん、非課税口座のメリットを最大限に狙って、リスクはあるがリタンも高いポートフォリオにするという考え方もあって、すごく悩んだのですが、迷ったら安全側に倒すという教えにならってこのような運用で始めることにしました。
ただし、現時点(2016年2月)においては、個人向け国債をNISA口座で購入することができません。したがって、国内債権クラスは「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド」を用います。