NISA口座の活用方法

2014年から始まったNISAの正式名称は少額投資非課税制度です。テレビCMが相当数流れていたので、記憶にある方もいらっしゃるかと思います。非課税って魅力的な言葉ですよね。私の運用フローにも是非取り入れたくて、下記のように検討しました。

  • 特徴
  • 私の活用方法

特徴

私の理解を整理してみました。
正しい情報となるように努めていますが、情報に誤りがあった場合、ご指摘いただけると助かります。

  1. 一般口座や特定口座とは別口座として管理される
  2. 投資枠は120万円/年(平成28年以降)まで
  3. 譲渡所得及び配当所得が最長5年間非課税となる
  4. 非課税期間終了時の評価額で通常口座に移管可能

1. 別口座

課税口座(一般口座や特定口座)とは全くの別口座として独立管理されます。
したがって、NISA口座で購入した株式を課税口座へそのまま移管することもできませんし、NISA口座の株式譲渡損を課税口座の譲渡益と通算することもできません。
(損益通算については、NISA口座内は非課税であることから、そもそも、も発生していないため、通算という概念にならない。)

2. 投資枠について

NISA口座に投入した金額の通算が120万円/年ということになります。この通算というところがミソになります。
国内株式に60万円、海外株式に60万円を1月に投資したとします。
半年後の7月に、国内株式100万円/海外株式60万円となっていたため、リバランスするために国内株式を20万円分売却して、海外株式を20万円分購入したくとも、購入できません
このように、投資枠の120万円/年を使い切ってしまった場合、NISA口座内でのリバランスは運用上難しくなってしまうため、どのようにこのを活用していくかが悩みどころとなります。

3. 非課税

投資枠分の運用益について、譲渡所得及び配当所得が非課税となります。
上記2.のリバランスの例えだと、購入はできませんが、売却はできます。
1月に100株60万円(6千円/株)で購入した国内株式を7月に10千円/株で20株売却した場合、譲渡益は
  (10千円-6千円)×20株=80千円
となり、80,000円に本来課税されるところが非課税となります。(うれしい♪)

4. 期間終了時の扱い

NISA口座は5年間の期限付きです。期末に残高がある場合、いくつか選択肢があります。

  1. 一般口座/特定口座へ期末時点の評価額で移管
    期末時点の評価額で課税口座(一般口座/特定口座)に移管することができます。移管という言葉を使っていますが、結果としては売却し買い戻しているということだと思います。
    評価額によって、喜びも悲しみも倍増(ここ重要)しますが、どちらかというと悲しみの方が深いかもしれません。それぞれのケースについて、以下に記述しました。

    • 値上りした場合 (購入価額 < 評価額)
      6千円/株が期末時点で10千円/株に値上りしていた場合、10千円/株として移管後はスタートします。仮に移管した半年後に15千円/株になり売却した場合、10千円/株との差=5千円×株数が課税対象になります。
      これがもし、最初から課税口座での運用だった場合は、15千円/株-6千円/株=9千円×株数が課税対象になりますので、NISAから移管した場合の方が納税額としては有利になります。(うれしい♪)
    • 値下りした場合 (購入価額 > 評価額)
      6千円/株が期末時点で2千円/株に値下りしていた場合、2千円/株として移管後はスタートします。仮に移管した半年後に当初購入した金額の6千円/株に戻っただけでも、売却すると、6千円/株-2千円/株=4千円×株数が実質は儲かってないのに課税対象となります。(かなしい!)
      仮に課税口座でずっと運用していた場合、評価額は6千円/株から変わらないので、譲渡益への課税は発生しませんし、もし、2千円/株になった時に我慢できず売却したとしても、他の譲渡益との損益通算ができます。(確定申告が必要かもしれません。)
  2. 繰越(ロールオーバ)
    翌年付与される投資枠(120万円)へ繰越ができます。5年後の期末評価額が120万円で繰越を選んだ場合、6年目の投資枠120万円に繰越分が充当され、その年の投資枠は使い切ったことになります。つまり、長い目で見た際、NISA口座では、120万円×5年分=600万円の投資枠内で運用を行っていくということになります。もし、基準額が120万円を超えていた場合は、その超えた部分は売却か移管かという選択をすることになります。


長文になってしまったため、私の活用法については、次回記事とさせていただきます。

投資行為は自己責任でお願いいたします。当ブログは私の理解や考えを発信しているもので、投資行為を強要・強制しているものではございません。正しい情報となるように努めていますが、最終判断はご自身でお願い致します。当ブログを用いて行う一切の行為について、責任を負うものではございません。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

フォローする